季節の変わり目に使われる挨拶

四季の移り変わりは私たちの生活の基盤にもなっています

時候の美しい挨拶

私たちが暮らしているこの日本には春、夏、秋、冬と四季があり、その四季の移り変わりを大事にしていますし、生活の基盤にもなっています。

日常の挨拶にも季節や時候をまず述べることが多いですね。 今日はいくぶん涼しいですね。 暑くなりそうですね。 まだまだ寒い日が続きますね。 などです。 実際の天候などを考慮して自分なりの言葉で伝えるとより一層、相手に気持ちが伝わります。

季節の変わり目には相手の健康を気づかう言葉などを述べた手紙や書状を送るという美しい風習も伝わっています。 時候の挨拶は手紙やはがきなどの書面の冒頭に用いられていますが、季節を表わす言葉が使われていますし、季節の変わり目には体に気をつけるようにという言葉も入ります。 四季の移り変わりを敏感に感じ取る日本人の持つ特性と長い間の経験から生まれたものでしょう。

春から夏、夏から秋などの季節の変わり目には急に暑い日があったり、寒い日があったりして気温も定まらないことで体調を崩す要因になっています。 時候の挨拶で季節を改めて感じることもできて、体に気をつけて下さいという労わりの言葉を聞くことで自分の体調を気遣うこともできます。

1月〜12月まで、各月ごとに決まった言葉があります。 また季節の折々に相手を気遣い暑中見舞い、残暑見舞い、寒中見舞い、余寒見舞いといったお見舞いのはがきも出します。

暑中見舞いは毎年一年で最も暑い時期に日頃お世話になっている方や知人などへご機嫌や健康を気遣って出します。 残暑見舞いは最も暑い時期を過ぎた秋になっても残暑が残ってまだ暑いという意味で出します。 寒中見舞いは一年の中で最も寒い季節に、相手の体調を気づかうとともに、こちらの近況を伝えます。 余寒見舞いは立春を過ぎてもなお寒さが続く時に出します。相手の体調を気づかうとともに、こちらの近況を伝えます。

日本の文化に根付いた美しい挨拶を大事にして行きたいものですね。